今回は18cmと21cmの銅の雪平鍋を長期間使用してみた感想・レビューとなります。
日常では銅の雪平鍋の使用頻度が高く、特に丸新銅器さんの18cmの雪平はほぼレギュラーとして使い続けています。
以前の記事で銅のソースパンやソテーパンのレビューも書きましたが、実際の出番はこちらの雪平鍋の方が圧倒的に多くなりました。
特に今回の記事は道具自体のレビューというよりは私の環境での使用レポートという性格が強くでているかと思います。
銅鍋というと少し構えてしまいますが、雪平鍋はかなり日常使いしやすい印象でした。
通常、どの鍋を使用する判断基準は主に「作る容量」「短時間調理か長時間料理か」「焦げやすい素材か否か」「素材の粒度」などになりますが、、、
では「なぜ雪平鍋ばかり使うようになったのか」一番の要因は単純に重さでしたw。ソースパンとソテーパンはとにかくゴツく重いのです。その点雪平鍋は軽く気軽に扱えます。
あまりにも私的な理由なのですが、、、キッチンが狭いので複数の鍋を入れ子で重ねて収納する必要があり、下の鍋を取り出すために上の鍋をどかしたり、一緒に移動させたりする作業が発生してしまうのです。下記はチャットGPTで書き出したイラストですが、、、ちょっとわかりにくいですねw
この作業を考えると、ソースパンやソテーパンを入れ子で重ねるのは2つ程度が限界でした。
また、冷蔵庫の上などに気軽に置いておくにも少々不安があります。
落ちれば床がへこみますし、足に落ちれば大怪我です ……。
結果として、手軽に使える雪平鍋が常に手元の棚に置かれるようになりました。
そんなわけで、私の狭いキッチンでは雪平鍋が大活躍なのです!

ちなみに今回レビューの銅鍋も含めてアルミの雪平鍋も使用しております。これらは用途によって使い分けています。
中尾アルミ製作所のアルミ鍋は厚みが3mmありますが非常に軽く、焦げ付きやすい料理でも安心して使用できます。
一番使用頻度の高い丸新銅器の18cmですが、底が少し丸くなっており、18cmという大きさのため火が側面まで届きやすい形状です。
そのため、火加減によっては側面で焦げ付くこともありました。火を大きくする際は容量と素材に注意が必要です。
さて、現在の内側の状態はこんな感じです。
私は料理自体は好きなのですが、少々大雑把なところがありまして……。特に使い始めの頃はよく焦がしてしまい、ゴシゴシと焦げを落としていました。軽い焦げならスポンジの硬い面で擦り、それでも落ちなければ液体クレンザーや粉末クレンザーも使用しています。表面の頑固な汚れ以外はお酢などで擦るとキレイになります。
その結果、雪平鍋特有の槌目(つちめ)部分には歴戦の焦げ跡が残っています。底の一部では銅地が見えてきています。
私は鍋に料理を保存することがないため、今のところ特に問題は感じていません。ただ、費用次第では錫メッキの再施工を検討しても良いかもしれません。
ちなみに現在は火加減や料理の塩梅も分かってきたので、焦がすことはほとんどなくなりました。
最初は焦がしましたが、慣れてくると火加減のクセも分かってきます。
銅鍋を検討するとき、「熱伝導」と並んで気になるキーワードが「一生もの」ではないでしょうか。
……なりませんか?(笑)
もちろん銅鍋は非常に長寿命ですが、厚手のアルミ鍋も家庭で使うのであれば十分に一生ものになり得ると思います。取っ手は劣化しますが交換できますし、鍋本体は非常に長持ちします。
今のところ、銅、厚手アルミともに使用に伴う鍋の変形などはありません。両者ともこれからも問題無いかと思われます。
銅鍋は錫メッキの劣化がありますが、その点ではアルミ鍋の方がメンテナンスフリーで使えるというメリットがあります。
しかし銅鍋には最強の利点があります、それは料理のモチベーションが上がることです!これは使い続けることの最上位に位置します(あくまでも私的には)。その点では一生ものです。
やはり熱伝導、気になりますよね。
体感的になりますが、お湯を沸かす速度については他の素材の鍋と劇的な差を感じることはありませんでした。
ただし、沸騰の様子には少し特徴があります。銅鍋はボコボコと大きな泡が立つというより、フツフツと細かい泡が全体から立ち上がる印象です。気泡が細かく、鍋全体が均一に温まっているように見えます。
もしかすると、この見た目の違いが「まだ沸いていないような感覚」を生んでいるのかもしれません。一部だけでもボコボコ沸騰していると、なんとなく沸いた気がしますよね。
むしろコンロとの相性次第では、単層の薄いステンレス鍋の方が早く感じる場合もあります。実はこれ、ガス火の形状や鍋の形状、水の量などによってかなり印象が変わる気がしています。

同じ厚み、同じ形状で異素材鍋が存在すれば比較ができるのですが、現状手元になく、機会があれば同条件に近い鍋を購入して検証してみたいと思います!
私にとって一番の収穫は、
という流れでした。これは思った以上に大きなメリットでした!
また、鍋自体に適度な重量があるため、コンロの上で安定感があるのも地味に助かります。
この鍋は取っ手と鍋本体が別々に届きます。具体的には「銅の雪平鍋本体」「木の柄」「釘」のパーツに分かれています。
具体的には、木柄に釘を打ち込んで固定をするのですが、木が硬くてなかなかうまく入らないのです。その結果、釘が曲がったりズレたりしました。
そして大体3年で木が劣化し、釘が抜けてしまいました。
「これは困ったな……。危ないしな……」ということで、木ネジに変更しました。
木ネジが少々大きく、半ば強引にねじ込みましたが結果的にはしっかり固定されています(笑)。
実は同じメーカー(丸新銅器)の銅製玉子焼き器も持っているので、こちらも同時に木ネジ仕様へ変更しました。この玉子焼き器は本当に優秀で、いつも良い感じに焼き上がります。こちらも機会があればレビューしたいと思います。
あと気になったのは、取っ手に施されているウレタン系の塗装です。濡れた手で握ると少し滑りやすく感じます。汚れ防止という意味ではメリットがあるのでしょうが、個人的には無塗装の方が好みでした。
とはいえ、業務用途も考慮した耐久性重視の仕様だと思いますので、このあたりは完全に使用用途と好みの問題となります。また、丸新銅器の18cmモデルは底が少し丸くなっているため、五徳に置くと若干不安定です。
メーカーさん、色々書いてすみません。それでも、この鍋がキッチンでの「使用頻度No.1」であることに変わりはありません。
愛着が違うんですよね。すっかりキッチンに馴染んでいます。
メンテナンスについては、銅鍋だからといって特別なことはありません。普段使っている鍋と同じ感覚で使用できます。その点を不安に感じている方がいるなら、案外杞憂かもしれません。
ですので、
この2つに当てはまる方であれば、購入してそこまで後悔することは少ないと思います。
ぜひ、素敵な銅鍋ライフをお楽しみください。
銅の雪平鍋は、実用性と愛着のバランスがとても良い道具だと思います。今回は主観的な感想が主になりましたが、今後気がついた点があれば都度銅鍋レビュー続けたいと思います。
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